いわて生協の交流会に参加しました。

2月18日に、盛岡のグランドホテルで行われました、いわて生協の「第6回　産直事業交流会」に参加してきました。
参加人数は、産直事業に関わる生産者、組合員、常勤者の三者総勢251人と盛大

午前中は前年の事業概況報告や先進事例、交流活動の報告。
交流会と言いつつも、報告などはお堅いものかと思っていましたが、真面目な中にも笑いがあったりと楽しく報告を聞くことが出来ました。
また、報告の中で米部門が前年より量・売上とも増となったことは、ピースにとっても喜ばしい結果でした。

午後は各グループ（私達は産直米グループ）に分かれて討議が行われました。
昨年度のうまくいったこと、いかなかったこと、今年度に実行したい事の三点をひとりひとりが書き出し、その意見を集めて全員での討議。
いろんな意見が出る中、生産者側では気付かない意見を多く聞くことができたのは、私にとって収穫となりました。

【ずらーっと全員の意見用紙が並びます】

意見の中から、今年の交流活動のモデルとして、一関コルザ店とピースで行われることが決まりました。
頑張らねばと今から気合が入ります
討議も終わり、その後各部門からの発表となり、第一部が終わりました。


そしてお待ちかね（お楽しみ）の交流懇親会が始まりました。
平泉の山王太鼓の演奏を聞き、県内産の食材を使った豪華料理を味わいながら、組合員さん、常勤の方達と楽しく交流ができました。

　【いい匂いが漂う懇親会会場】



【組合員さん、いつもお世話になっております】


今回初参加してみて、産直事業に対する三者の強い思いを感じました。
生産者として、お客様に安心して喜んでいただける米をどんどん供給し、来年の交流会では良い結果を報告できるよう目標達成に向けて頑張りたいです。


販売部：高橋

大雪で現場がストップ

　土木部は今農家さんの旧家屋の解体工事中です。

雪が少なく順調に進んでましたが、残念です。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　土木部　　吉田

整備中

こんばんわ。
「本当に機能的な機械は美しい」という言葉があるそうです。

機械によっては分解や整備をしている中で、作った人や考えた人の様々な思いや心情の琴線にふれてしまうことがあります。

それを感じたとき、意思を形容するのは容易ではなく、また容易に伝えるに至るものはそれほどまでの思いがあったのだと考えます。

ものを作る人間になれたとして、自分の作ったものだけを通して、はたして人に何かを伝える事が出来るようになるんでしょうか？？　
毎日が勉強の日々なこのごろです。。。

生産部　熱海

今年もようこそ

事務所にいても声は聞こえていたので、ずいぶん前から来てるなぁとは思ってました。


毎年のようにこの有機栽培の田んぼには白鳥さんがやってきます。


みにくいアヒルの子状態の若鳥もまじってます。
どこから旅してきたんでしょうね。


物色中……。


美味いものありました？

毎年ここに来るってことは有機米の味を覚えてるんでしょうか？
それともただ、落ち穂が多いだけ！？　刈取のオペレーターは誰だ！

それはさておき、鳥インフルエンザの影響で少し肩身が狭いかもしれませんが、
ゆっくり休んで行ってください。

生産部　ヒラマツ

ピースにPMSがやってきた！？

PMSとは・・・
計画（Planning）と管理（Management）を支援する（Support）ソフトウェアシステム
の頭文字を並べたもの（なんかムズかしげ・・）だそうです。

まあ分かりやすく言えば、たくさんの田んぼで様々な機械や資材を使って
ピースのメンバーが一年を通して作業をするわけですが、その生産履歴を記録・整理したり
後の改善の為に研究・分析したり、はたまた計画・立案したりすると
そのデータ量は膨大になり気が遠くなる(笑）ばかりでなく間接的にコストもかなりのものになります。
それを一つのソフトでまとめて管理できちゃうスグレものなのです。

そのPMSがな・なんとピースにやってきたのです！！・・・とは言っても
その為に膨大な開発費やプログラムを組むなんてとても今のピースにはできません。
今回、研究機関がGAP（農業適性規範）導入促進という切り口で実証試験をすることになり
そのモデルケースの一つとしてピースが選ばれたという訳です。


プロジェクトチームはその道の第一人者である国立九州大学の南石晃明教授を筆頭に
岩手県農業研究センター（下画像中央：松浦さん右：前山さん）・近畿中国四国農業研究センター
中央農業総合研究センター等のそうそうたる面々が一丸となって進めていくことになるようで
ピースが長年こだわって実践してきた
どんな米作りをしているかをみなさんに公開する事や
どんな米作りをめざすかという規範や管理の部分が
ITの力でステップアップしそうな雰囲気で今からとてもワクワクしています


実を言うと昨年のうちから既に打合せを何度も行い
今回年明けから実際にセットアップを始めたという訳です。
実際の米作りの作業は2月末には種籾の準備が始まるため、逆を言うと今月中には
このPMSのセットアップを済ませなければ間に合いません。
直接的には生産部データ管理担当の平松（↓下画像の左のメガネ）が行うのですが既に少しアセり気味です


今回一番嬉しかったのは生産現場であるわれわれピースの目標や考えを
研究機関の方々と共有できたことです。
今までは正直、相談をもちかけても思うような形にならなかったり
時間が掛かりすぎたりで・・・結局現場は現場、研究は研究別物なんだなと言うような
あきらめがありここ数年、遠ざかっていました。
時代の流れもあるでしょうがそんな関係性が進展したことはピースにとっても
農業全体にとっても、消費者のみなさまにもきっとなにかをもたらすのでは・・・・
あくまで個人的で一方的な見解ですがそんな風に思いました。

家子秀都（いえこみつひろ）